ドバイ・マルチ・コモディティ・センター(DMCC)概要
ドバイ・マリーナから向かってシェイク・ザイード・ロードの逆側に面したJLT(ジュメイラ・レイク・タワーズ)に位置し、地域内にメトロ駅も2つあることから、ビジネスを行う立地的には申し分無い。ジュベルアリ・フリーゾーン、アル・マクトゥーム国際空港にも近い。
元々このフリーゾーンで行える業務はコモディティ関連商材のトレード(貿易)に限られていたが、現在は様々なビジネスが可能である。
DMCCが所在するジュメイラ・レイクス・タワーズ(JLT)は、居住区とDMCCフリーゾーン登録の商業施設が混在する一大コミュニティで、フリーゾーンでありながら、居住者向けにレストランや医療など一定のサービス業が行える、非常にフレキシビリティの高い、面白いフリーゾーンである
オブジェクティブ
- ドバイに商品マーケット・プレイスを創出
- 中東地域の商品流通の質と量を増加する
- 「精製」「生産」「流通」過程の統合性を広げる
- コモディティ・ビジネスに最適な環境をサポートする
- レストラン業など一定のサービス業が可能
また一定のサービス業種は、フリーゾーン設立でありながら、フリーゾーン経由でドバイ経済局のNOCを取得することで、ローカル法人のライセンスを取得すること無く、オンショアビジネスが可能なオプションも提供しており、非常にフレキシビリティが高い。
一方で、法人口座を開設しない法人のライセンス更新を却下するなど、ドバイへの居住目的のみ(UAEビザ取得のみ)を目的とした法人の排除に動くなど、コンプライアンスを強化している一面もある。

ドバイ・マルチ・コモディティ・センター(DMCC)のインセンティブ
- 100%外国資本
- 50年間、法人税、所得税、あらゆる税金無しを保証
- 本国への利益の送金に制限なし
- 輸入関税、再輸出関税0%
- 外国人雇用に制限無し
ドバイ・マルチ・コモディティ・センター(DMCC)の施設(ファシリティ)
オフィス、 住居施設、ヴァーチャル・オフィスオプション、店舗。(フリーホールド・エリアなので賃貸だけでなく売買も可能)。また、シェアホルダーが同一であれば、ローカル法人とオフィスを共有することも可能。
今のところ、倉庫が必要な場合は、外部の保税倉庫ライセンスを持つ業者を使う必要がある。
DMCCのアドヴァンテージ
- DMCCの所在するJumeirah Lake Towersはニュー・ドバイ地区の高層ビル街で、オフィスと住居の複合ビルが多数あり、オフィスの近くに住居を借りる事が可能。(場合によっては同じビル内)
- JLTはドバイ・マリーナやパームジュメイラと並び不動産投資が盛んなエリアであり、フリーゾーン内ながら不動産売買ができる。なので必要なオフィスを確保しつつ使わなくなったらそのままレンタルするなどの資産運用が可能。
- ドバイ・マリーナやパームジュメイラよりは値段が安い。
- かつては名前の通りコモディティ企業を誘致する為のフリーゾーンであったが、現在は貿易業をはじめとするあらゆるビジネス・アクティビティが可能である。
- JLT内の店舗を借りる事でリテールビジネスも可能。
- ドバイ経済局からNOCを取得すれば、100%外国法人でありながら、ローカル法人ライセンス無しでオンショア業務(ローカルを対象としたビジネス)が可能。
- 現在、ドバイで最も法人セットアップ数の多い、人気のフリーゾーン。
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登録料、ライセンス料(1年間)、ヴァーチャル・オフィス賃料、弊社コミッション含む。ビザ費用別(フリーゾーン設立の場合、形態、業務可能業種、手続き、資本金の額、必要書類等は、それぞれフリーゾーンによって違います)
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